ごちそう
一般的なビジネスの世界では、お客様を接待することが一般的と思います。
お客様とは、要するにお金をお支払い下さる方です。
その意味で、我々弁護士にとって、クライアントの皆様はまさにお客様であり、我々の方が、多くの弁護士の中から自分を選んでご依頼頂いていることに感謝する立場にあります。
しかし、日本ではまだ弁護士が特殊な職業と見られる節があるせいか、我々の方が美味しいものをご馳走頂いたり、お土産を頂くことが多いです。
本当にありがたく、申し訳ない気持ちになります。
感謝の気持ち、そして謙虚さを失わないよう、気を引き締めたいと思います。
と、唐突ですが、司法修習時代の写真が出てきました。
髪がこんもりしていて、髭もなく、なんとなく顔が長いですね…
初心を忘れずがんばりたいと思います。
髭はたぶんこのままですが…
イスタンブール
オフィサーを務めさせて頂いている国際法曹協会、訴訟部会の年次会議でイスタンブールに行って参りました。昨年はニューヨークでした。
ボスポラス海峡を挟んで、アジアとヨーロッパ、キリスト教とイスラム社会の交わるこの街は、来てみるといかに歴史的な要所であったかを感じます。ギリシア正教の協会が上塗りされてモスクになっています。
レセプションもボスポラス海峡にて開かれました。
参加者は100名程でしたが、アジア人はほんの一握りでした。
また貴重なネットワークができました。
世界三大料理といわれるトルコ料理は、親しみやすく美味しかったです。有名なサバサンドも食べました!
そういうば、日本であんまりトルコレストランて見かけませんねぇ…
朝食も、スープやチーズなど、とても充実してました。
東南アジアではよくあることですが、ここでも日本人と見るや、「日本人でしょ!コンニチワ!」とよく声をかけられます。
面倒なので無視していると、「社長!」「太郎!」などと言ってきます。さすがに太郎には反応してしまいました^^;
「ワタシハアヤシクアリマセン。マジメデス。」とか言うので、ますます怪しくなります。そして最後はやはり「カーペット、キョウミない?」
日本人は人が良すぎて、いいお客なんですね…
と、日本人でなくなればいいのだと思い立ち、日系アメリカ人のフリをしてみました。すると、I’m not good at Englishなどと言って去って行くようになりました! この手は使えます!
若手弁護士の世界進出
先日、フランスに本拠を置く国際若手法曹協会と日弁連が共催したセミナー「世界に拡がる若手弁護士の活躍の場」にて、モデレーターを務めさせて頂きました。
パネリストは、インド、ブラジル、ドイツからわざわざお越し頂きました。
前半は、各国において若手弁護士がどのようにキャリア形成しているか、後半は、各国における交渉スタイルの比較について議論が交わされました。挨拶のマナーや名刺の渡し方の特徴まで話が及び、私自身もとても楽しく進めることができました。
月曜の午後であったにもかかわらず、100人を越える参加者にご参加頂きました。また、英語のセッションでしたが、多くの参加者が通訳に頼らずお聴きになっており、頼もしく感じました。
ちなみに、ブラジル人のレオポルドとは他の国際会議を通じて元々友人であり、今回はたまたま同じテーブルを囲むことになりました。彼は、少し前にも、彼が仕事で訪れたスイスの法律事務所で、これまた偶然に私のミシガン大学時代の友人弁護士と知り合い、私の話で盛り上がったそうです。
こうして世界がつながっていくことは、何ともいえない嬉しいものです。
小和田判事
先日、最近まで国際司法裁判所の長官であられた小和田 恆判事の講演会に参加し、直接お話させて頂く機会がありました。
雅子様の御父様です。
国際司法裁判所は、国家間の紛争を解決する世界唯一の機関で、世界で最も優秀な法律家15名の裁判官で構成されています。世界中の国際法の叡智といえる結集しているところです。
知識と経験、そして人徳に裏打ちされたお話は、とても深く、上手く再現することができません。
国家とは何か。国際紛争とは何か。法の支配とは何か。国際法とは何か。
きちんと考えたことのない根本的な概念について考えさせられました。
最近、日弁連において国際関係の業務に携わっている関係で、このようなご縁を頂きました。本当に貴重でした。
海外の事件
最近、海外の事件についてメディアからコメントを求められることが増えました。
グアムの殺傷事件、南アフリカの銃撃事件、そしてエジプトの気球事故…
言葉に詰まるような、心痛む事件が続いています。
こうした事件は、世間の関心を集める一方、ほとんどの場合が現地の法律の問題となりますので、正確な情報が不足します。
このような事態において自分ができることは、現地の法律や専門家にアクセスし、少しでも有益な情報を素早く提供することだと思います。
自分のネットワークを、少しでも社会のために役立てられればと思います。
虎と竜
年末だと思ったらあっという間に二月になってしまいました…
初インドへ行ってきました。
IBAという国際弁護士の協会の分科会で、デリーへ行ってきました。
サブタイトルは”Dancing with Tigers and Dragons”…虎と竜と踊ろう、というドキドキするものでした。
といっても本当に踊るわけはなく、インドと中国というアジアの二大市場でどう危機管理するか、というのがテーマでした。
今回は「クロスボーダーの品質管理と責任問題」というセッションでパネリストとして参加しました。パネリストはバンクーバーに続いて二回目でしたが、たぶん滞りなくこなせて一安心です。
仕事か終わってから足を伸ばして…
タージマハルです。
噂通りの美しさですが、これがお墓というのが凄いです。
そして…
ガンジス川です。地元ではガンガーといいます。
ヒンドゥー教徒にとって、ここで燃やされることは最高の慶びであり、毎日300体を超えるご遺体が川辺で荼毘に付され、そのまま流されます。
その横でざぶざぶと沐浴をしたり、洗濯をしています。
町中はまさに混沌としていて、人も車も牛も山羊も皆必死に生きています。
カメラを向けられないような切ない風景も日常の一部です。
価値観を揺さぶられるとはこういうことだと感じました。
ありがたいこと
ありがたいこといろいろです。
ダイアモンドMook「役に立つ弁護士・知って得する法律」にて、国際法務に強い弁護士としてご紹介いただきました。
http://interbooks-lounge.jp/interview/201212121001.html
お世話になっている翻訳会社さんが、詳細なインタビュー記事を載せてくださいました。
愛車の屋根が壊れて、閉まると開かず、開くと閉まらなくなってしまい、もう日本国内では流通していない車種なので廃車も覚悟しましたが、部品を取り寄せて治りました!
そして今年も、大変なことはいろいろとありましたが、無事に過ぎていきそうです。
ご縁のあった皆様、本当にありがとうございました。
いろいろ
お久しぶりです。
ありがたいことに、とても忙しくしてます。
この間のハイライト?です。
オランダ?
ではなく、自宅から程近い、コスモス畑です。
燃えるような紅葉です。
会議でインドネシアに行ってきました。
いつも参加しているビジネス交流会でクジ引き当たりました。トコトコアンパンマンです。
もうすぐヘビですねー
アイルランド
先週、International Bar Associationという世界最大の国際法曹団体の年次会議で、アイルランドのダブリンに行ってきました。昨年はドバイでした。
アムステルダムでトランジット。
KLMのジャンボはかわいい顔してます。
初めての国です。
派手さはありませんが、歴史を感じる街で、アイリッシュは気さくで温かいです。
最高学府、トリニティカレッジです。
今回の会議は、過去最大、なんと5000人程の弁護士が世界中から集まりました!
今回、私は初めてオフィサーとして参加しました。例年に劣らず、世界の200人以上と新たなつながりができました。長期間留守にするので仕事は大変ですが、いつも本当に貴重な機会です。
ギネスの本場です。クロージングパーティはギネス工場でした。上手にサーブしたというCertificateをもらいました。
終了後、北アイルランドに足を伸ばしてきました。
Giants Causewayという、巨人が造ったという伝説の残る奇岩です。本当に六角形の岩がニョキニョキと一面にはえてます!
大変充実していました。
クライアントの皆様、ご迷惑をおかけいたしました。
来年はボストンです。
iPhoneからの投稿
夏ですねー
今年も汗でますねー
先週末から夏休みを頂いて長野の山でリフレッシュしてきました。
山羊さんと戯れたり
横岳ロープウェイで標高2600mへ。
千畳敷カールという、2万年前に氷河のなんちゃらによってできたという窪地に行ってきました。
雲の上は別世界!
でしたが、そんなところにも人が溢れていました…
本日から業務再開したのですが、
友人の香港人弁護士Felixが遊びにきてくれました。
香港と同じくらい暑いと言ってました。