樋口一磨のブログ

2017年3月 のアーカイブ

ムンバイ

先月、国際法曹協会(IBA)のアジア太平洋会議のため、ムンバイに行ってまいりました。ニューデリーには行ったことがありましたが、ムンバイは初めてです。


経済の中心であり、また島々を埋めたたて出来上がった海沿いの街は、まさに発展中の商業都市といったところで、インド特有の混沌さはさほど感じられませんでした。そして、コロニアル時代の建築物が随所に保存され、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。


会場のホテルが面するアラビア海です。市民の散歩コースであり、夜は「クイーンズ・ネックレス」と呼ばれる夜景に変わります。


海に突き出たイスラムのモスクです。ヒンドゥーや仏教が多いですが、宗教に関係なく、皆ここで寛ぐそうです。


ここはドビーガートといって、世界最大の洗濯場としてギネス認定されています。今でもムンバイ中の洗濯物がここに集まり、ほぼ手作業で洗濯され、縄に干され、間違えられることなく客に返されていくそうです。なお、カーストの名残りであり、アイロンは未だに炭のもので、それをかけていた少年の賃金は一枚一ルピーとのことでした、、、


当たり前ですが、インド人の多い会議でした。インド人は誰もが積極的すぎるくらい積極的です。会議の主催者は、友人のインド人弁護士、ラメッシュでした。本当におつかれさま。


そんなわけで、とてもたくさんのインド人と知り合いました。あ、右から2人目はバングラデシュの弁護士、サケブで、彼にもよく会います。


日本に興味があるというポーランド人とも仲良くなりました。見慣れないアルファベットゆえ、名前の発音に苦労します、、、


最後に、インドといえば、カレーですね。このターリーというスタイルが最も伝統的とのこと。美味しいのですが、辛くて汗が出ます。また、ナンは、日本のインド料理屋のようなふかふかのものではありませんでした。そして、何でもカレー味、、、

何はともあれ、充実した出張でした。